頭皮への刺激は逆効果
皮脂は汗(水分)と混じりあって、皮脂膜(保護膜)を形成します。皮脂膜は髪と 頭皮を万遍なく覆って水分の蒸発を防ぎ、乾燥から肌を護っています。その皮脂を根こそぎ取ろうとする行為は、 肌荒れ、かゆみ、フケ、枝毛、切れ毛、炎症、皮脂の分泌異常、角化異常(表皮サイクルの異常)など、 様々なトラブルを引き起こし、深刻な脱毛を招いてしまいます。皮脂は本来、髪と頭皮を護る大切な成分です。
トニックなどの使用時にスキッとするのは、頭皮の熱が瞬時にうばわれるためにおこる感覚です。頭皮の熱を瞬時に下げるという行為を繰り返すと、頭皮が厚く固くなってしまうため、新毛が出にくくなり、発毛量が減少します。
マッサージをしすぎると、頭皮が摩擦で熱を持つため、皮脂の分泌が促進されたり、 摩擦によって皮膚が厚く固くなってしまいます。頭皮をマッサージしないでください。
表皮と頭蓋骨の間には真皮、皮下脂肪組織、毛細血管、毛母細胞、 毛乳頭、 毛根、毛包、皮脂腺、汗腺などがあります。そこをブラシなどでたたけば、皮膚の中のさまざまな組織が悪影響を受けてしまいます。 ときには、毛細血管を傷つけたり、破壊してしまい、毛根への栄養補給ができなくなる場合もあります。 また、衝撃から頭部を護るために、頭皮は厚く固くなります。さらに皮下組織がつぶされてしまうと、 その後の発毛育毛も困難になってしまいます。











